2015/02/09

“女性のための優しい服” BLUEBIRD BOULEVARD


私が高校生の頃、
スケーターブームから、DCシューズやグラビスが流行り、女子達は彼氏から借りたようなビッグシルエットのスエットとSTUSSYのアウトドアハット、パタゴニアのナイロンブルゾンに、シマロンやピカデリーなどのスキニーパンツを履いて。
雑誌では、古着やナショナルブランドブームが落ち着き、ストリートガールの最先端誌「mini」が創刊。
もちろん、わたしも愛読者でした。

X-girlのインディゴデニムが欲しくて、APEのマイロTシャツが欲しくて、静岡から鈍行で3時間かけて原宿へ行って、何時間もお店に並んで。

「裏原」ブームがひしめく中、2001年に登場したAPEのガールズブランドが「 BAPY」でした。
やがて母校の先輩となるデザイナーKIKOさんのシンプルでナチュラルなライン。
東急ハンズをパロったトートバッグは特に田舎女子にも大人気でした。


時代は流れ、2014年。
同氏が立ち上げたnewラインが、
BLUEBIRD BOULEVARD
妻となり、母となったKIKOさんの提案する、“女性のための優しい服”
女性とは、沢山の顔を持っているもの。
そんな女性のために日常着れる優しい服を作りたい、という思いで作られています。



シンプルベーススタイルは、BAPY時代の表現とは変わらず、
ちょっとしたディテールやプリントに、ほっこりする遊び心があしらわれています。
フリル、リボン、レース。
母になってもガーリーなディティールを身にまとって、女性であることを、シンプルに着飾る気持ちをいつまでも忘れないように。

憧れのKIKOさんの、優しく、ナチュラルな気持ちにさせてくれる新しい女性のためのブランドです。





「私が作るものが、私の周りのみんなの何気ない毎日の「青い鳥」になるように.....。とこの度 『BLUEBIRD BOULEVARD』なる新ブランドをはじめることにしました。
これは『めくるめく人生の真っ只中にいる女性たちのドラマいっぱいの日常』にいつも寄り添うものでありたいと考えています。そう着飾らずともお洒落で素敵でかつとっても心地いい.....。そんな生活と人生を!」
by BLUEBIRD BOULEVARD デザイナー KIKO 


---KIKO(キコ)---
文化服装学院アパレルデザイン科卒業。
2001年にBAPYをスタート。以降2007年までデザイナーを務める。
2014年春夏よりBLUEBIRD BOULEVARD(ブルーバード ブルバード)を立ち上げる。


http://ronherman.jp/journal_detail.php?id=76

http://kinarino.jp

2015/02/06

品質を身につけ、「イイモノ」を見極める力を養う


20代のうちにホントの上質なバッグをひとつ持っておきたかったんです。

・トレンドに乗ったものじゃなくて、ずっと使えるもの
・ユニセックスで使えるもの
・ベーシックな形と色

自分の最低限の条件にあったもの(私の場合は肩にかけて使えるということでした)
いろんな店をチェックして、Chloeに決めました。

ハイクオリティなアイテムを身に付けるという意味では、この歳でひとつでも自分の月給を上回るようなものを持って良かったなって思いました。


元々コレクションブランドの販売員だったおかげで、革や素材の見極めは20歳の頃から身についてました。
それでも自身の持ち物として質の高いものに触れておく。
そうすると、「安っぽさ」から自然と遠ざかる。
見極めができるんです。
ファストファッションがこれだけ流通路に乗ってるしそれでも魅力のあるものはよく買います。
それでも、安くてもいいもの、安っぽく見えないもの。が自然に選ぶことができるようになります。
そして、質のいいスタイルが出来上がってきます。